くるくるまわる

ジャニーズのことしか考えてない

大好きな君へ

 

ジャニーズJr.を応援するにあたって、漠然といつかこの日が来るんだろうなぁ、とは思ってた。ただ、その「いつか」がこんなに早いだなんて思ってなかった。

 

始まりは約4年前、2013年の冬、わたしがまだデビュー組の担当をしていた頃。きっかけは何だっただろう、少クラかな。すごく目にとまる踊り方をする子がいるなと思った。それが颯くんだった。

ちょうどその頃、デビュー組の方を楽しく応援できない状態だったのもあってどんどん颯くんにハマっていった。当時はセクゾのバックによくついていたからセクゾのファンクラブにも入って、颯くんの団扇を持ってコンサートに行った。きっとわたしはこの時もうすでに颯担だったんだろうな。

少し経って颯くんは15歳の誕生日を迎えて、その頃にわたしはデビュー組の担当を降り、髙橋颯くんを担当にした。

 

担当として颯くんを応援するのは、ただひたすらに楽しかった。いつだって全力のパフォーマンスで、昨日より今日、今日より明日、日々成長していく姿が目に見えてわかったから。ステージに立って踊るのが本当に好きで楽しいんだって伝わってきたから。

楽しかったけれど、たくさん悔しい思いもした。2014年のガムシャラSexy夏祭りでチーム武が最下位になったこと、2015年のクリエJ公演ではSexy松がメインで颯くんたちはバック扱いだったこと、ジャニーズワールドのリハにはいたのに出演できなかったこと…。悔しかった分、絶対リベンジしようねって毎回思ってた。

夏祭りの翌年のサマステでチーム武は優勝できたし、2016年のクリエD公演も天才Geniusとふうれあむじゃなくて全員で作り上げたステージで本当に楽しかったなぁ。冬の帝劇の舞台にもう一度立つことは叶わなかったけれど。

 

それでも颯くんに降りてから本当にずっと楽しくて、こうやってこれからいろんな颯くんを見れるんだなぁ、楽しみだなぁ、なんて思ってた。それなのに2015年秋バレーのセクゾバックの後、颯くんはあんまり表に出てこなくなった。

このとき颯くんは高校2年生で、大学受験かな?でもちょっと早いよね?って思った。冬の帝劇にはいるだろうと思ってたけどいなくて、この頃に当時颯くんとシンメの立ち位置にいた子が辞めた。

そのときだったかな、「ジュニアはステージにいるのが当たり前じゃないんだ」って再確認した。とは言っても、颯くんがステージに立たないことが苦しかったし悔しかった。きっと颯くん自身はわたしたちファンなんかよりもずっとずっと苦しくて悔しかったと思う。いつかの雑誌で「踊ることが僕の人生だ」って言ってたくらいだもんね。

 

わたしが颯くんに降りる前から、颯くんはずっと少クラや何かしらのメディアに出ていたのに、ついには少クラにすら出なくなった。颯くんのことを見るのは毎月の雑誌のみ。こんなに颯くんを見ない時期は今までになくて、どうしたらいいかわからなかった。

気を紛らわしたくて他のジュニアを見たりしたけど、颯担を降りようとは思わなかった。きっとまた、最高のパフォーマンスを見せてくれると思ってたし、実際にそれまでを超えるものを見せてくれた。ファンの前に出る機会が少なくて、何かできることはないかと自分で作詞作曲した曲を披露してくれた颯くん。こんなにファンを想ってくれる人を裏切ることができるわけなかった。

 

颯くんのジャニーズとしての最後の夏。

Summer Paradise 2016 健人ソロ公演。この公演が最後で本当に良かったと心の底から思う。最初から最後まで、出演者も客席も、最高に楽しくて最高に幸せな空間だった。

バックには、いわゆるセクバと呼ばれていたメンバーが揃った。颯くんのシンメは岸くんだった。いちばん最初にシンメを組んだ岸くんと、このメンバーで踊るだなんて考えてもなかった。Jr.コーナーは颯くんセンターだし、ディアハイヒールはソロで踊らせてもらったし、これからも絶対に颯くんをいちばんに応援しようって思った。

 

今年は高校卒業で、大学生になる。この節目に辞めてしまうんじゃないか、そんな考えも全くないわけじゃなかった。でも雑誌で大学合格したって話してるのを見たときに「じゃあ、あと4年は大丈夫だな」って思ったんだよね。

結果として、颯くんが選んだのは高校卒業を機にジャニーズ事務所を退所するという道だった。

それを知ったとき、信じられないとか、どうして?とか、そういう感情よりも先に「そっか、今なのか」って妙に納得した。決して颯くんが辞めることを前提に応援していたわけではなくて、そうなってもおかしくない状況だったから。仕事がなくて思うようにステージにも立てなくて、この節目にジャニーズを去っても無理はないのかなぁ、と。

だから、颯くんが選んだ道を信じて突き進んでね。幸せになってね。って背中を押してあげることにします。

 

…だなんてのは単なる建前で。

 

いや、思ってる。本当にそう思ってるけど。

それでも本当は辞めないでほしい。颯くん、辞めないでよ。まだ早すぎるよ。ジャニーズでいてよ。もっとステージに立って、キラキラした衣装で歌って踊ってよ。

颯くんのファン以外からもたくさんたくさん愛されていた颯くんが過去の人になるのが怖い。いずれわたしも颯くんの名前を口にしなくなるときがくるのかもしれない。過去の人になんてしたくない。

どれだけ仕事がなくたって「次こそいるかも」って思えたのに。少クラもコンサートも舞台も、もうどこを探してもいないだなんて嫌だ。

 

お願い、ジャニーズからいなくならないで。

 

こんなの、ただのファンの我が儘でしかなくて。わたしに止めることはできないんだよね。

それに最近の仕事がない状況で簡単に辞めないでとも言えないし、もうジャニーズは辞めてもっと颯くんが輝ける場所に行った方がいいって気持ちもないわけじゃない。また違う形でも、どこかで歌って踊ってくれたらいいな、とも思う。

 

わたしは今までずっと颯くんを見ることで背中を押されてきたんだから、今度はわたしが颯くんの背中を押す番かな。

きっと颯くん自身がたくさん考えて選んだ道だから、できることなら笑顔で送り出してあげたい。

だから、これが颯くんに向ける最後のメッセージです。

 

 

颯くん、わたしは颯くんのことを応援できて本当に幸せでした。

颯くんを応援していたこの約3年間は、最高に楽しくて、最高に幸せで、最高に輝いていた時間でした。

颯くんは6年間、幸せでしたか?楽しかったですか?

少しでも、幸せだった、楽しかったって思って貰えてたらいいなぁ。

わたしはたぶん、きっと、これから先、ずっと、ジャニーズJr.の髙橋颯くんが大好きです。

ジャニーズじゃなくなっても、成長を見守ることができなくても、颯くんが颯くんである限り、ずっとずっと応援しています。

好きなことを好きなだけ、やりたいことをやりたいように、自分のために生きてね。

本当にありがとう。

絶対、絶対に幸せになってね。

颯くんが歩くこれからの道が幸せなものでありますように。

 

2017.04.10